空き家管理から耐震相談
蕨市で管理している空き家に所有者さんと行ってきました。
今月の管理から家の中に風を通して欲しいと依頼があり、
家の中まで管理するコース変更です、中の確認で立会いです。
その時に耐震の相談をされました、私2級建築士も取得してますし、
木造耐震診断の講習も受けてはいますが、
この建物は登記してないので、具体的な築年数はわかりませんが
昭和の20年から30年ころの建築と思われます
耐震の基本は壁の数です、そして建物の間取りを考えたとき
皆さん考えることは、日当たりの良い南側は解放させたいと考えます
本物件もそうです、写真の赤の部分は南に面しているところです、
左側の玄関から右の端まで約6m30センチありますが
その中で壁はわずか91センチしかありません
一部窓でもつぶして壁を増やすしかないですね。
「大丈夫ですか???」と聞かれても絶対とは言えませんですね、
壁を増やしても土台と基礎との関係は無視できません、
そこのジョイントがしっかりしてないと揺れを地中に逃がすことができないです
今回の建物の土台と基礎はこんな感じです〇が土台
青の矢印が基礎です。
古い建物ですね、基礎と土台と柱を固定するプレートはあります、
揺れにより、柱が基礎から外れて引き抜かれるのを防止するプレートです、
耐震補強もそこまでが限界ですと説明しました。
このような古い建物ですと、耐震補強しても絶対に倒れないとは言えませんね、
揺れたらすぐに倒壊しないようにして、時間稼ぎをして、
自分の身は自分で守る、すぐ外に出ることです と ご説明しました。
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